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スパーズ・ファンを逆撫でしたサハの「つぶやき」 [Tottenham]

チェルシーの優勝で幕を閉じたチャンピオンズ・リーグですが、その割を食って来季のCL出場権をトッテナムが逃したことは昨日記したとおりです。そんな悲嘆に暮れているスパーズ・サポーターの気持ちを逆撫でするような「つぶやき」が何人かのトッテナムの選手から発せられ、サポーターの怒りを買っていると現地メディアが報じています。

【テレグラフ】"Tottenham Hotspur supporters round on 'disgraceful' Louis Saha and Steven Pienaar for tweets praising Chelsea"

まずはルイ・サハ。彼はこんなことをツイッターで発信しています。

「チェルシーにとって素晴らしい勝利、素晴らしい結末だ」(Great victory great final for them.)

続いてスティーヴン・ピーナール

「よくやったチェルシー」(Well done Chelsea)

サハはもっといろいろと発信しているんですけど、そりゃあスパーズ・サポーターは怒りますよね。もちろん選手だってバイエルンを応援していると信じてただろうし。テレグラフは両選手の「忠誠心の欠如」が責められていると記していますが、いやはやまったくその通り。サポーターと気持ちが一緒じゃなかったことが悲しいというのもあるだろうなぁ。

ただ最後に勝者を称えるスポーツマンシップを認めるサポーターの存在にも目を配っています。でもこのつぶやきを「スポーツマンシップ」と呼べるかどうか。「おめでとう」と書くくらいで済ませるべきところじゃないかなぁ?「great」とか「well done」とかって、あまりにもポジティブな言葉じゃないでしょうか?「ブラボー」って言葉も連発していたようですし。

ツイッターって誰に向かって書いているわけでもないのかもしれないけど、やはり自分の所属しているクラブのサポーターがたくさん読んでいることは意識するべきでは?スコット・パーカーだったらなんてつぶやくんだろう?もっとスパーズ・サポーターが前向きになれるようなコメントが出ると思うけど。

でもサハもピーナールも心がトッテナムにないのはしょうがないかも。サハは1月に6か月契約で完全移籍してきたわけで、まだ延長はしていないですよね?してたっけ?来季はここにいないかもしれません。ピーナールに至ってはもっと心が離れているはず。エヴァートンにローンで帰ってからの方が、彼は幸せな日々を過ごしているのは明らかだし、トッテナムに戻るつもりはないんでしょうね。

何はともあれツイッターの影響力はすごいもんです。ちょっとしたつぶやきがその選手の将来も決定づけることがありますからね。

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チェルシーCL優勝の代価は? [Chelsea]

2011-12シーズンのチャンピオンズリーグは、見事チェルシーが「ホーム」で決勝を戦ったバイエルンを破って幕を閉じましたが、個人的にはいろいろとモヤモヤするものがあります。ここでは「1.CL出場権を失ったトッテナム」「2.変革ムードを失ったチェルシー」「3.CL決勝で見せたチェルシーの誇りなき戦い方」という側面から記していきます。

1.CL出場権を失ったトッテナム

まずは(当然ですけど)来季のCL出場権をトッテナムが失ったこと。ルールだからしょうがない、というのは分かっているけど、今季これだけプレミアで素晴らしいサッカーを披露したトッテナムにCLの枠を与えられないことが不憫でしょうがありません。

この結果、トッテナムは主力が流出する可能性、さらに言えばレドナップ監督が引き抜かれる可能性が(ちょっとではあるけど)高まったはず。早速モドリッチにはレアル・マドリーが興味を示しているという報道も出ているし、ベイルの移籍金の話も出続けています。アデバイヨールだってシティからのローンが終わって完全移籍になるかどうか、暗雲が立ち込めている気がする。ぜひとも来季は今季のスカッドに新たな戦力を加えたくらいの強力布陣で臨んで欲しいけど、どうなるか心配です。

2.変革ムードを失ったチェルシー

2011-12シーズンはアンドレ・ビラス・ボアスを迎え、チェルシーはまったく新しいクラブに生まれ変わろうとしていました。しかし結果は皆さまご存知の通りです。結局ランパード、ドログバに頼り、優勝/来季CL出場権獲得という成果を出してしまいました。これによってチェルシーの変革の動きが遅くなることは明らかです。しかもディマッテオ「暫定監督」が「監督」になる可能性も十分になってきました。長い目で見れば、チェルシーに必要だったのは誰だったのか?断言はできませんが、この優勝によってチェルシーの今後数年間が厳しくなったと言うのは、あながち的外れな考えではないはずです。

3.CL決勝で見せたチェルシーの誇りなき戦い方

そしてこのCLの舞台でチェルシーが見せたフットボールの質はどうだったのか?チェルシーの強さってこんなもんなんでしょうか?CL準決勝のバルセロナ戦なら、この戦い方を採用するのは分かるんです。力の差があるのは歴然としていたし、弱者の立場から試合に臨み、カウンター狙いで守備的なサッカーをするのは「あり」だったと思います。しかしCL決勝という舞台で、相手はブンデスリーガで2位のバイエルン。いくら相手が「ホーム」で過去に何度も優勝をしている強豪だといっても、もうちょっと積極的な試合運びが出来なかったものでしょうか?

この決勝戦は世界中で何億人もが視聴するような一大イベントなわけです。この試合を見て、チェルシーのサッカーを面白いと思ったり、プレミアのサッカーに魅せられた、そして好きになったと思うフットボール・ファンがどれほどいるでしょうか?ディマッテオ監督は勝利の可能性を追求するために、実は大きなものを手放してしまったのではないかと思うわけです。

例えば昨季のCL決勝。マンチェスター・ユナイテッドはバルセロナ相手に完敗しました。しかし最初の15分に見せたフットボールは、意地とプライドを感じさせるものでした。もちろん残りの75分はけちょんけちょんにやられて、バルセロナの強さばかりが世界のフットボール・ファンの印象には残った試合かもしれないけど、それでもゲームとしては決勝に相応しい試合だったと思います。

それに比べてこの試合でチェルシーが見せたサッカーは、あまりにも見栄えが悪く、誇りを感じさせないものでした。いや、それが今のプレミアリーグの実力なのかもしれません。実際にマンチェスターの2つのクラブはELの準々決勝で敗退したわけだし。プレミアリーグのレベルは今やドイツやイタリアと同等、さらにはフランスとだって変わらないところまで来ているという可能性まで考えられます。

何だか「チェルシーCL優勝の代価は?」というタイトルから離れたところに着地してしまいましたが、チェルシー優勝というプレミアリーグにとって喜ばしい快挙は、私にとってはそんな悲観的な気分になる出来事でした。

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プレミアで最も「行儀の良い」サポーター [Miscellaneous]

プレミアリーグでは「フェアプレー」の順位(Fair Play League Table)というのがありますが、実際の選手のプレーだけではなく、サポーターの「お行儀の良さ」のランキングも発表されています。二つともチェックしておきましょう。

【プレミアリーグ公式HP】"Swansea top Fair Play League Table"

まず「フェアプレー」の順位ですが、今季の最終結果は以下の通りだそうです。

1位 スウォンジー
2位 トッテナム
3位 マンチェスター・ユナイテッド

3チームとも確かにあまり荒い選手がいる印象はないですね。特にスウォンジーは小柄な中盤がボールを回しまくっていて、ファールは受ける一方だった印象。実際にイエローカードはプレミア最少の40枚しかもらっていないし、ファール数も318で最少。2番目に少ないクラブ(トッテナムとウルヴズ)でも375のファールを犯しているから、いかに少ないかがわかりますね。ちなみにこの「フェアプレー」の順位は以下の要素で決定されるそうです。

・レッドカード数、イエローカード数
・ポジティブ・プレー(Positive Play)
・相手選手への敬意(Respect)
・審判への敬意
・コーチ陣のおこない

ファール数はカウントされていないんですね。この「ポジティブ・プレー」というのが何のことやらよく分からないけど。マンUが3位になってしまったのは、コーチ陣のおこないというところで減点があったからかもしれません。

そして同時に発表されている「サポーターのお行儀の良さ」で1位に輝いたのはノリッチ。確かにキャロウ・ロードの観客はお行儀が良いというか、いつも楽しそうに試合を観ている印象。次点にはフラムとサンダーランドが続いているそうです。サンダーランド?あのプレミアで一番熱いタインウェア・ダービーの舞台にもなるサンダーランド?意外ですね。

このお行儀の良さはどういう基準で採点されるのか?それは相手選手の素晴らしいプレーをちゃんと評価して声を出しているかがポイント化されているようです。つまり敵を称える行為がポイントってことですね。

これらのランキングではどちらも2部からの昇格クラブが1位をとりました。スウォンジーもノリッチも良いサッカーを披露していただけに、2年目を迎える来季も好調を維持して欲しいですね。

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来季コミュニティ・シールドの舞台はヴィラパーク [Miscellaneous]

リーグ・チャンピオンとFA杯チャンピオンが8月のリーグ戦開始直前に戦い、シーズンの訪れを告げるコミュニティ・シールド。通常だったらウェンブリーで開催されるんですが、今度の8月に限ってはアストンヴィラのホームグラウンド、ヴィラパークで開催されるそうです。

【スカイ・スポーツ】"Villa Park to host Shield"

その理由は明白。コミュニティ・シールド開催日は8月12日ですが、その前日にロンドン五輪の男子サッカー決勝がウェンブリーで行われるんですね。そりゃ2日連続でやるわけにはいかないか。ボロボロのグラウンドでまがりなりにも優勝カップを賭けた試合を行うなんて、許されませんね。

今度はマンチェスター・シティとチェルシーが相見えるわけですが、シティは2011年のコミュニティ・シールドでマンU相手に悔しい逆転負けを喫しているし、相当なテンションで来るでしょうね。シーズンが終わったばかりだけど、待ち遠しいな。

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香川はルーニーの代役か? [Manchester United]

日本でもイギリスでもかなり騒がれている香川真司のマンチェスター・ユナイテッドへの移籍ですが、果たして彼はマンU入りした場合、どのポジションでプレーするのでしょうか?これから日本のメディアでも再三取り上げられる話題かと思いますが、マンUサポーターの端くれとして私見を記しておきます。ちょっと見切り発車ではあるけど、ご容赦ください。

まずマンUの基本布陣を確認しておきましょう。ディフェンスはイングランドでは定番の4枚。これは不変です。そして守備的MF(日本で言うボランチ)に2人。攻撃的MF(左右に張るウィンガー)に2人。そしてフォワードに2人というのが、サー・アレックスが採用する基本布陣です。

この中で香川はどのポジションに入るのか?まず言えるのは守備的MFではありません。1年の契約延長にサインしたスコールズの後継者問題は解決していませんが、彼にキャリック、クレヴァリー、アンデルソンを加えた4人がここでは中心となるはず。そこにギグスやジョーンズが入ることもあるし、フレッチャーも病気が癒えれば貴重なタレントです。香川の持ち味はどう見ても攻撃的才能ですから、ここで起用することはないでしょう。まあルーニーもここをやらされるくらいだから、絶対ではないし、かつての中田英寿みたいに幅を広げていく可能性もあるけど。ちなみに新鋭のポグバ君はたぶんユーヴェへ移籍するのでノーカウントです。

それでは香川は攻撃的MFとして起用されるのでしょうか?ドルトムントではよく知らないけど、ザックジャパンではたまにやってますよね。マンUの攻撃的MFは(つまりウィンガーとなるわけだけど)かなり充実しています。まず今季リーグ2位となる13アシストを記録し、クラブ内で今季のMVPに選出されたアントニオ・バレンシアがいます。そしてアシュリー・ヤング、ナニといったプレミアでも屈指のウィンガーを揃えていて、さらにパク・チソンやギグスが控えています。かなり厳しそうですが、このポジションで香川は異彩を放つ可能性もあるから一つの仕事場にはなりそう。ただ「ここもやれる」程度であって、彼の主戦場は別にあります。

香川の主戦場、それはフォワード(トップ下)という結論に達します。多くの日本人が認めることと思うけど、香川がもっとも生きるのはトップ下のポジションでしょう。今季のマンUの前線は、たまにルーニーをトップに置いて、トップ下にギグスというオプションもあるけど、基本はトップにウェルベックかチチャリート(ハビエル・エルナンデス)を置いて、その下にルーニーがいるというもの。そうすると、香川をトップ下で使う場合は本来ルーニーがやっている仕事を彼に託すことになります。トップにルーニーが入って香川とコンビを組むのか、それともルーニーを休ませたい時に香川を使うのか。そこまでは分かりませんが、彼が使われるのはこのトップ下でしょう。大きな仕事ですが、彼ならできると信じたい。

実際このトップ下をできる選手というのは、マンUであまり見当たらないんですね。ルーニーのレベルが高過ぎて、他がみんな見劣りしてしまうからかもしれないけど、ギグスやパクは適任と言い切れないし、トップ下の役割も期待して獲得したヤングも結局はウィンガーというポジションに終始しました。昨夏にナスリ(アーセナル・当時)やスナイデル(インテル)の獲得を目論んだのも、このルーニーの仕事を軽減することが大きな課題だったからでしょう。

それで香川にどれほどの出場機会が与えられるのか?まだ来季のスカッドがかなり流動的だから何とも言えないけど、厳しい争いが待っていることは確かです。香川としてはトップ下だけでなく、ウィンガーとしても有用な選手であることを証明しなくてはならないはず。そういう意味でこの夏の日本代表の試合は注目かな。

香川を獲得すれば、マンUは一つの課題を克服することになります。残る課題はエヴラのバックアップと背番号9をつけられる点取り屋かな。レイトン・ベインズとフェルナンド・ジョレンテとか来ないかなぁ?

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